高比良くるまさんにとってメガネは「仕事のときの武装」です。UOMO誌2024年5月のインタビューで、くるまさんはそう言葉にしています。ただおしゃれアイテムとして選んでいるわけでも、視力矯正のためだけにかけているわけでもない。メガネは漫才師としての自分を伝えるための、計算された道具。
よしもとコレカのメガネカードに答えた「Lunor創始者のゲルノット・リンドナーが最も力を入れてデザインしたラウンド型」というこだわりの言葉、UOMO誌に登場したスターリングシルバー製オクタゴン型フレーム(ゲルノット・リンドナー、¥128,700)、そしてBegin誌では、メガネをかけて髪を伸ばし変なスーツを着るのも、ボケ担当だと伝えるためだと語っています。それぞれの言葉に、くるまさんがどれだけ意識的にメガネと向き合っているかが滲み出ています。
この記事では、くるまさんがメガネをかける理由から、愛用ブランドのゲルノット・リンドナー、さらにファッション哲学まで、詳しく紹介します。
- 高比良くるまはメガネを「仕事のときの武装」と語り、芸人としての戦略アイテムと位置づけている
- よしもとコレカへの回答でLunor創始者・ゲルノット・リンドナーのラウンド型フレームへのこだわりを明かした
- 2024年UOMO誌ではスターリングシルバー製オクタゴン型フレーム(ゲルノット・リンドナー)を着用し登場した
- メガネをかけているのも「ボケ担当だと分かってもらうため」というくるまの計算されたスタイルの一部
高比良くるまがメガネをかける理由──芸人としての計算されたスタイル
- 「メガネは仕事のときの武装」──高比良くるまが語るメガネへの思い
- ボケ担当と伝えるための視覚戦略──メガネ・ヘアスタイル・スーツの計算
- ラウンド型フレームがトレードマークになった理由とLunorへのこだわり
「メガネは仕事のときの武装」──高比良くるまが語るメガネへの思い

UOMO誌2024年5月のインタビューで、高比良くるまさんはメガネについてこう語っています。「メガネは仕事のときにかけるもの。僕にとっては武装なんでしょう」。
この言葉には、メガネを単なる視力矯正の道具と見ていないくるまさんの姿勢が表れています。続けて「メガネをかけるだけで、デキる男って感じがしません?」とも話しており、メガネがもつ視覚的な効果を意識的に活用していることが分かります。
さらに同インタビューでは「個性的なメガネって、かけているだけでクリエイティブな人に見えるでしょう」と語り、「繊細なオクタゴンでクリエイター感を出していきたい」という言葉も残しています。メガネのデザインひとつで芸人としての見られ方を変えようとする意識——くるまさんらしい発想ではないでしょうか。
メガネって芸人のキャラクターにそんなに関係あるんですか?
くるまさんに言わせれば、かけているだけで印象がガラッと変わる「武装」なんです。
そんなくるまさんには、子どもの頃にメガネを壊してしまったエピソードがあります。「小さい頃、メガネを壊して真っ二つにしてしまったことがあります。半分になったレンズをスカウター代わりにして遊んで、その後はテープでつないでぐるぐる巻きにして使った」——少年時代のほほえましい一幕。
その体験が今の意識に影響しているのかもしれません。「やっぱり高級なメガネは傷つけず大事に使いたい」というくるまさんの言葉は、スカウター遊びをしていた少年が、高価なフレームを選ぶ大人になったからこその重みを持っています。
武装としてのメガネという発想は、見た目への意識が高いくるまさんならではのものではないでしょうか。Wikipediaでも、見た目に気を配り美容に興味があり、コスメなどを利用して肌のメンテナンスを続けていると紹介されています。メガネへのこだわりも、そうした自己プロデュースの一部。
ボケ担当と伝えるための視覚戦略──メガネ・ヘアスタイル・スーツの計算


Begin誌のインタビューで、くるまさんはこんなことを話しています。「僕は人相が割と悪いので、眼鏡を外して、髪が短い状態だとボケってわかんないって言われることが多い」。
これは自己認識の言葉でもありますが、同時にスタイルを作るうえでの出発点でもあります。ボケだとすぐに伝わらない見た目であれば、伝わるように工夫すればいい。その答えがメガネとヘアスタイルとスーツの組み合わせでした。「メガネをかけて髪を伸ばして、ちょっと変なスーツを着ているのも、ボケって分かってもらうためです」とくるまさんは語っています。
相方の松井ケムリさんはメガネをかけていません。2人が並んだとき、メガネをかけているくるまさんがひと目でボケ担当と分かる。これはコンビとしての視覚的な差別化でもあります。
スーツについても、「ビジネススーツっぽくないものを選んでいる。細身のモードっぽいデザイン」とBegin誌で語っています。「なんか変なことを言いそうだな〜って思わせるムードというか、ボケの人だって伝わる要素が欲しい」——それがくるまさんの考え方。
このスタイルにたどり着くまでには、試行錯誤の時間がありました。吉本の社員さんにも相談しながら、あえて若手っぽくスニーカーにTシャツにしたこともあったといいます。しかし「お客さんの空気が明らかに違った」という体験が、今のスタイルに向かわせる決定打。メガネ・ヘアスタイル・スーツを組み合わせた今のスタイル——それがトライアンドエラーの末に行き着いた答えです。
ラウンド型フレームがトレードマークになった理由とLunorへのこだわり


よしもとコレカのメガネカードで、くるまさんはメガネのこだわりについてこう答えています。「Lunor創始者のゲルノット・リンドナーが最も力を入れてデザインしたラウンド型」。
Lunorはドイツ発の老舗メガネブランドで、くるまさんがラウンド型にこだわる背景には、ブランドの創始者であるゲルノット・リンドナーが力を入れたデザインへの敬意があることが伝わってきます。Lunorのメガネは最低でも5万円以上するとされており、「高級なメガネは傷つけず大事に使いたい」というくるまさんの言葉とも一致するところ。
ラウンド型フレームは、くるまさんのインテリ感や独特な雰囲気を引き出していると評されています。丸みのあるフォルムが顔の輪郭を柔らかく見せながら、知的な印象もプラス。「デキる男」という自己表現とも合致するデザインです。
一方で、よしもとコレカでは「メガネをかけている自分はあまり好きではない」とも答えており、「コンタクトだ〜いすきっ!」というコメントも残しています。本人としてはコンタクトへの愛着があるようですが、仕事上の戦略としてメガネを選ぶ。そのギャップもまた、くるまさんらしさといえます。
メガネなし姿については、SNSでイケメンという声が多く上がっています。菅田将暉さんや藤井隆さんに似ているとヤフーニュースで取り上げられたこともありました。普段メガネをかけているからこそ、素顔の印象が強く残る。それもまた、くるまさんのスタイル戦略の効果といえるかもしれません。
高比良くるまが愛用するメガネのブランドとスタイル
- UOMO誌に登場したゲルノット・リンドナーのオクタゴン型フレーム
- くるまのファッション哲学に映るメガネの役割
UOMO誌に登場したゲルノット・リンドナーのオクタゴン型フレーム


2024年5月11日、UOMO誌の「MEGANE-1グランプリ」企画に高比良くるまさんが参加しました。そこで着用したメガネが、スターリングシルバー素材のオクタゴン(八角形)型フレームです。
このフレームについて、UOMO誌は「美しい光沢をもちながら加工が難しいスターリングシルバーを使用した一本。小ぶりなオクタゴンシェイプによって、知的な印象が加わる」と紹介しています。ブランドはゲルノット・リンドナー(グローブスペックス エージェント扱い)で、価格は¥128,700。スターリング銀という素材は光沢の美しさと加工の難しさを併せ持っており、それがフレームの存在感を高めています。
スターリングシルバーは素材の特性上、加工に高い技術が必要とされています。
くるまさん自身は「オールバックでバキバキにセットしてもらったけど、意外とやわらかく仕上がったのは上質なオクタゴンフレームのおかげかな」と語っています。強めのヘアスタイルを受け止めながらも、全体の印象を和らげたのがこのフレームだったということ。また「繊細なオクタゴンでクリエイター感を出していきたい」という発言からは、このフレームを選んだ意図がはっきりと伝わります。
このときのコーディネートは、ジャケット¥69,300(ヘリル)、シャツ¥33,000(メゾン エ ヴォヤージュ 麻布台ヒルズ店)を合わせたもの。オクタゴン型フレームがアクセントとして全体の印象を引き締めています。
「メガネは仕事のときの武装」という言葉を前提として読むと、¥128,700のフレームを選ぶことも必然に見えてきます。芸人としての自己表現に妥協しない——そんなくるまさんらしい選択ではないでしょうか。
高比良くるまのファッション哲学とメガネの役割


Begin誌のインタビューで、くるまさんはジャケットについてこう話しています。「ユナイテッドトウキョウってこんなのも出すんだ、って思うようなすごく攻めているラインがあって、そのラインのものが個人的にすごく合うんですよ」。2023年M-1の敗者復活戦でも、ユナイテッドトウキョウのダブルジャケットで戦ったといいます。
革靴は伊勢丹で買ったジョセフ チーニーのウィングチップ。「僕はモノのストーリーに弱くて、ジョセフ チーニーの創業家がプラダからブランドを買い戻したっていうエピソードが好きで、その反骨精神に惹かれて買っちゃいました」というのがくるまさんの弁です。
くるまさんのスタイルは「ストーリーのあるもの」への共鳴から生まれています。
細部のこだわりも見逃せません。袖口には車の形をしたカフスボタン。芸名「くるま」にちなんだ小さなこだわり。そしてラペルピンには慶應義塾大学の校章が取り付けられていますが、3年で中退したことを示すために、あえて斜めにつけているといいます。
「漫才師の衣装にはコードがある。スーツでシャツでネクタイで、ボケの人は華やかな衣装」というくるまさんの考え方は、Begin誌の中で語られたものです。漫才という表現形式のコードを踏まえつつ、自分のキャラクターをどう乗せるか——そこを考え抜くのがくるまさんらしいスタイル構築。
SNSでは「令和ロマンのくるまさんのスーツの縫製とデザインかっこいい」「私服もおしゃれ」という声が多いようです。メガネはそうしたスタイル全体の中で、印象を決定づける重要なパーツ。カフスボタンや校章のラペルピンといった小道具と同じように、メガネもまた「語れるアイテム」としてくるまさんのスタイルに組み込まれています。
高比良くるまのメガネまとめ──ブランドとこだわりの全貌
この記事のまとめです。
- 高比良くるまさんにとってメガネは「仕事のときの武装」(UOMO誌2024年5月)
- 「メガネをかけるだけで、デキる男って感じがしません?」とUOMO誌で語っている
- 「個性的なメガネって、かけているだけでクリエイティブな人に見えるでしょう」とも発言
- よしもとコレカではLunor創始者・ゲルノット・リンドナーのラウンド型へのこだわりを回答
- よしもとコレカで「メガネをかけている自分はあまり好きではない」「コンタクトだ〜いすきっ!」とも答えている
- 外用と家用の2本のメガネを持っているとされている
- Lunorのメガネは最低5万円以上するとされている
- UOMO誌2024年ではスターリングシルバー製オクタゴン型フレーム(ゲルノット・リンドナー)を着用、価格¥128,700
- 「繊細なオクタゴンでクリエイター感を出していきたい」(UOMO誌)
- Begin誌では「眼鏡を外して、髪が短い状態だとボケってわかんないって言われることが多い」と明かした
- メガネをかけて髪を伸ばし変なスーツを着るのも、ボケ担当と分かってもらうためだとBegin誌で語っている
- スニーカーにTシャツにした際「お客さんの空気が明らかに違った」という体験が今のスタイルに影響
- 吉本の社員にも相談しながらトライアンドエラーを繰り返してきた(Begin誌)
- メガネなし姿はSNSでイケメンと話題になり、菅田将暉さんや藤井隆さんに似ているとヤフーニュースで取り上げられた









