ダイソーのブルーライトカットメガネの効果と種類を詳しく解説

ダイソーのブルーライトカットメガネの効果と種類を詳しく解説

スマホやパソコンを長時間使っていると、「なんとなく目が疲れる」「画面がまぶしい」と感じることはありませんか。そんなときに気になるのがブルーライトカットメガネです。でも、JINSやZoffのブランド品は数千円以上するため、まず試してみたいというニーズは多いものです。

そこで選択肢として浮かぶのが、ダイソーのブルーライトカットメガネです。100〜330円という価格帯で手軽に試せるのが魅力で、現在もダイソーやセリア、キャンドゥといった100均各店で取り扱いがあります。

ただ、実際に効果があるのか、カット率はどの程度なのか、JINSやZoffとどう違うのかは気になるところです。

この記事のポイント
  • ダイソーのブルーライトカットメガネは100〜330円で購入でき、カット率40%・50%の2種類がある
  • カット率の規格(JIS・EN・BS)が異なるため、数値だけでは単純比較できない
  • ブルーライトカットの効果については最新研究で限定的との見解があり、過信は禁物
  • ダイソーは「短時間利用・お試し・子ども用」向け、長時間作業にはブランド品が安心
目次

ダイソーのブルーライトカットメガネの種類と特徴

  • ダイソーで買えるブルーライトカットメガネの価格と種類
  • カット率の規格と選び方
  • セリア・キャンドゥの100均メガネとの比較
  • フレーム・レンズの素材と使用上の注意点

ダイソーで買えるブルーライトカットメガネの価格と種類

ダイソーで買えるブルーライトカットメガネの価格と種類

ダイソーのブルーライトカットメガネは、文房具・雑貨コーナーに置かれており、価格は100〜300円が中心で、一部330円商品もあります。商品名は「パソコンメガネ」として販売されており、「ブルーライトカットメガネ」という表記で探すと見つかりにくい場合があるため注意が必要です。

ダイソーで探したけど見つからない…「パソコンメガネ」って名前で売ってるんですね!

カット率は50%と40%の2種類が用意されています。

50%モデルは、フレームカラーがブラック・ブラウン・ピンクの3色展開です。可視光線透過率80%、紫外線透過率1.0%以下という仕様で、レンズは薄めの黄土色がかっています。かけると視界がやや茶褐色に見えますが、ブルーライトをしっかりカットしている証でもあります。

40%モデルは、クリアレンズを採用したタイプです。鼻あて部分がやや高めに設計されており、マスカラやまつエクをしていてもレンズにあたりにくい仕様になっています。女性向けの設計と言えるでしょう。

どちらのモデルも度なしで、レンズ・フレームともにプラスチック製です。鼻パッドやメガネ幅の調節はできない固定式のため、人によってはフィット感に差が出ることがあります。在庫は店舗によって異なるため、目当ての商品がある場合は事前に確認するのがおすすめです。

ダイソーのブルーライトカットメガネは「パソコンメガネ」という商品名で販売されています。カット率50%(3色展開)と40%(クリアレンズ)の2種類があります。

ブルーライトカット率の規格とシーン別の選び方

ブルーライトカット率の規格とシーン別の選び方

ブルーライトカット率の数値を比較するうえで、知っておきたいのが「規格の違い」です。カット率の算出方法には、JIS規格(日本工業規格)、EN規格(欧州統一規格)、BS規格(旧英国規格)の3種類があります。

BS規格はJIS規格と比べて最大20%近く高い数値が出る場合があるため、同じ50%という表記でも規格が異なれば単純比較はできません。各メーカーが採用している規格は異なるため、数値だけで優劣を判断しないことが重要です。

また、ブルーライトカットメガネのレンズには主に2種類があります。

  • 吸収型:レンズに色がついており、カット率が高めです。ただし、視界が黄みがかって見えます
  • 反射型:透明度が高く自然な見え方ですが、カット率はやや控えめになる傾向があります

シーン別のカット率の目安(EN規格基準)は次の通りです。

  • 日中の明るい場所・短時間作業:25%前後
  • 長時間のPC作業:40%前後
  • 暗い部屋・夜間のスマホ使用:60%前後

なお、グラフィックや映像編集など色の正確性が重要な作業では、色付きレンズによる色味の変化が作業の精度に影響する可能性があります。そうした用途ではレンズの選択に注意が必要です。

カット率の数値は規格によって大きく異なります。JIS・EN・BS規格のどれで測定されているかを確認し、シーンに合ったカット率を選びましょう。

ダイソー・セリア・キャンドゥ100均3店の比較

ダイソー・セリア・キャンドゥ100均3店の比較

100均でブルーライトカットメガネを販売しているのは、ダイソーだけではありません。セリアとキャンドゥでも取り扱いがあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

ダイソーは「パソコンメガネ」という商品名で、カット率50%と40%の2種類があります。価格は100〜330円で、フレームとレンズはプラスチック製です。

セリアは「パソコン用眼鏡」という商品名で、カット率40%と60%の2種類があります。価格は110円です。注目すべき点はレンズ素材で、セリアのブルーライトカットメガネにはポリカーボネートが使用されています。ポリカーボネートはプラスチックの10倍の耐衝撃性があるとされ、子ども用のメガネ素材に最適とも言われています。カラーはブラウンタイプ(60%カット)とライトタイプ(40%カット)の2種類です。

キャンドゥは「パソコン用メガネ クリアレンズ」という商品名で、カット率40%の1種類のみです。

3店舗に共通する点として、いずれも度なしで、鼻パッドやメガネ幅の調節ができない固定式です。

セリアのブルーライトカットメガネのレンズはポリカーボネート製で、3店舗の中で唯一60%カットモデルが選べます。子ども用や耐久性を重視する場合の選択肢になります。

100均3店のブルーライトカットメガネを実際に使って検証した報告では、3商品いずれも若干の光の軽減は感じられたとのことです。一方で、目の疲れがとれた感覚はあまりなかったとの報告もあります。商品ごとにレンズの濃さが異なり、セリアが最も濃く、キャンドゥが最も薄めとのことです。

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フレーム・レンズの素材と使用上の注意点

フレーム・レンズの素材と使用上の注意点

ダイソーのブルーライトカットメガネはプラスチック製のため、いくつかの使用上の注意点があります。購入前に確認しておきましょう。

まず、高温で溶けるおそれがある点に注意が必要です。車内への放置や直射日光があたる場所での保管は避けた方が安全です。

一方で、傷がつきにくい特殊加工が施されており、普段使いでの耐久性は一定程度確保されています。ただし、金属との接触やスポーツ中に物が当たった場合は、傷や歪みが生じる可能性があります。

紫外線対策には使えません。ダイソーのブルーライトカットメガネは、日中の光線のまぶしさを防ぐ機能はありますが、屋外での紫外線対策を目的として使用することはできません。外出時のUVカット用途には適していないため注意が必要です。

コンタクトレンズを使用している方でも、その上からブルーライトカットメガネをかけることができます。コンタクト装着時にかけてもブルーライトカットの効果は変わりません。

使用時に避けるべき場面として、乗り物の運転中、段差のある場所での歩行中、入浴中の使用は危険なため推奨されていません。

保管については、メガネケースに入れた上でメガネクロスで定期的にお手入れするのが良いとされています。なお、ブルーライトカットメガネのレンズに施された特殊コーティングの寿命は平均2〜3年とされており、それ以降はコーティングが剥がれる可能性があります。

プラスチック製のため高温環境への放置は厳禁です。紫外線カット機能はないため、屋外使用では別途UVカット対策が必要です。

ダイソーのブルーライトカットメガネの効果と使い分け

  • ブルーライトとは何か・目への影響について
  • 実際に使った人の口コミと効果の実感
  • JINSやZoffのブランド品との違いと使い分け
  • ダイソーのブルーライトカットメガネが向いている人・向かない人

ブルーライトとは何か・目や睡眠への影響

ブルーライトとは何か・目や睡眠への影響

ブルーライトとは、波長380〜500nmの可視光線(青色光)のことです。可視光線の中で最も波長が短く、強いエネルギーを持っています。

このエネルギーの強さが問題視される理由の一つは、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達してしまう点にあります。また、散乱しやすいという特性から、目のピント調整に影響しやすいとされています。

主な人工的発生源は、パソコン・スマートフォン・LED照明・液晶テレビなどです。これらは現代人の生活に欠かせない機器であり、日々長時間にわたってブルーライトを浴びている環境が整っています。

睡眠への影響については、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を抑制する可能性があるとされています。夜間に強い光を浴びることで体内時計が乱れ、睡眠の質が低下する可能性があると指摘されています。

一方で、2023年8月に国際的医学系レビュー機関「Cochrane(コクラン)」が発表したシステマティックレビュー(RCT17件対象)では、ブルーライトカットメガネの使用による眼精疲労や睡眠の質への有意な改善効果は認められなかったとの報告があります。英国のCollege of Optometristsも「一般的な使用者にブルーライトカットメガネを推奨するだけの十分な科学的根拠はない」と明言しています。

結局、ブルーライトカットって効果あるの?最新の研究では「限定的」って言われているんですね…

また、ブルーライトは単純に「悪者」ではない側面もあります。日中のブルーライトは生活リズムの維持に必要な役割を担っているとされています。視力低下との因果関係についても、現時点では立証されていません。

「使って楽になった」と感じる人がいる背景には、プラセボ効果や、ブルーライト以外の光刺激軽減、そして「目を労わろう」という意識の変化が関係している可能性があります。

実際に使った人の口コミと効果の実感

実際に使った人の口コミと効果の実感

実際にダイソーのブルーライトカットメガネを使用した人からは、さまざまな声が寄せられています。

良い口コミとしては、「コスパが良すぎる」「軽くてかけ心地が楽」「夜スマホを見るとき見やすい」「ゲームで疲れにくくなった」といった声が多く見られたとの報告があります。

悪い口コミとしては、「効果がよくわからない」「レンズに傷がつきやすい」「サイズが合わずに鼻や耳が痛くなる」といった声もあったとのことです。

使用感については次のような報告があります。

まず、軽さへの驚きを感じた人が多く、長時間かけても耳や鼻への負担が少ないとのことです。330円モデルでも掛け続けても耳が痛くならず、鼻の眼鏡跡もつかなかったという体験も報告されています。

夜間のスマホ使用時には、まぶしさが和らぐ感覚があるとの声がありました。また、数日間2〜3時間程度のPC作業に使用したところ、「目の疲労感は多少軽減された」と感じたとの報告もあります。

ただし、長時間作業(5時間以上)では結局目の疲れは避けられないとの報告もあり、100均のブルーライトカットメガネだけで長時間作業の疲れをカバーできるわけではないようです。

視界については、薄めの茶褐色や黄ばみがかって見えるケースが報告されています。

ダイソー・セリア・キャンドゥの3商品を検証した報告では、いずれも若干の光の軽減は感じられたものの、目の疲れがとれた感じはしなかったとのことです。

使用感の個人差は大きいようです。「短時間の利用で光の軽減を感じたい」という目的であれば、ダイソーのブルーライトカットメガネは試す価値があります。

JINSやZoffのブランド品との違いと使い分け

JINSやZoffのブランド品との違いと使い分け

ダイソーなどの100均ブルーライトカットメガネとJINS・Zoffのブランド品では、価格や機能面でいくつかの大きな違いがあります。

価格面では、JINSの「JINS SCREEN」はメガネ一式(5,500円〜、2026年3月時点の価格は各公式サイトでご確認ください)に対して、ブルーライトカット機能を追加する場合はさらに+5,500円がかかります。Zoffは「Zoff PC」としてブルーライトカットレンズが追加料金無料で、メガネ一式は5,500円からです。

カット率について、JINS SCREENのパッケージ商品は25%(デイリーユース)・40%(ヘビーユース)の2種類が展開されています。Zoff PCは約33%と約50%の2種類となっています。ただし、JINSはEN規格、ZoffはBS規格を採用しており、測定方法が異なるため両者を単純比較することはできません。

機能の違いについては、100均は度なしのみの取り扱いですが、JINSやZoffは度あり・度なしの両方に対応しています。また、100均は鼻パッドや幅の調整が不可ですが、ブランド品はフィッティング調整が可能です。

ZoffのブルーライトカットレンズにはUVカット(紫外線カット率99%以上)も含まれているのに対し、ダイソー等の100均では紫外線カット機能はありません。

100均は「入門用・短時間用」、ブランド品は「本格利用・長時間用」と住み分けるのが失敗しない選び方です。

100均とブランド品のブルーライトカットメガネ、どちらを選べばいいですか?

使用目的で選ぶのがポイントです。「まず試してみたい」「短時間のスマホ利用が主な用途」であれば100均で十分です。仕事で長時間PC作業をする方や、度あり対応・フィッティング調整が必要な方にはJINSやZoffのブランド品が適しています。

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ダイソーのブルーライトカットメガネが向いている人・向かない人

ダイソーのブルーライトカットメガネが向いている人・向かない人

ダイソーのブルーライトカットメガネがどんな人にも適しているわけではありません。向いている人・向かない人をそれぞれ整理しておきましょう。

向いている人

  • スマホを短時間使う程度の方
  • 初めてブルーライトカットメガネを試してみたい方
  • 子ども用・サブ用を手軽に用意したい方
  • 価格が安いため、万が一合わなくても損失が少ない方

向かない人

  • 仕事で1日中PC作業をする方
  • 在宅ワーク・オンライン授業が多い方
  • 慢性的に目の疲れを感じている方

夜間にスマホを使用する習慣がある方は、より高カット率のモデルが推奨されています。長時間のPC作業には40%前後のカット率が目安とされています。

また、ブルーライトカットメガネはあくまで補助的な対策であり、目の休息習慣と合わせて活用することが重要です。20分ごとに20秒間、約6m(20フィート)先を見るという「20-20-20ルール」は、眼科医も推奨する目の休息方法とされています。

ブルーライトカットメガネを買ったからって、ずっと画面を見ていてもいいわけじゃないんですね。定期的な休憩も大事!

ダイソーのブルーライトカットメガネの選び方と活用ポイントまとめ

この記事のまとめです。

  • ダイソーのブルーライトカットメガネは「パソコンメガネ」という商品名で販売されており、文房具・雑貨コーナーで探す
  • 価格は100〜330円(税込)で、100均の中では複数の価格帯がある
  • カット率は50%(ブラック・ブラウン・ピンクの3色)と40%(クリアレンズ・鼻あて高め)の2種類がある
  • いずれも度なし・プラスチック製で、鼻パッドや幅の調節は不可
  • カット率の規格はJIS・EN・BS規格の3種類があり、BS規格はJIS規格より最大20%近く高い数値が出るため単純比較できない
  • 日中・短時間の利用なら25%前後、長時間PC作業なら40%前後、夜間・暗い部屋では60%前後が目安
  • セリアはポリカーボネートレンズ(耐衝撃性が高い)で60%カットモデルあり、キャンドゥは40%の1種類のみ
  • 高温での使用は避け、紫外線対策には使えないことを把握しておく
  • コンタクトレンズとの併用は問題なく、ブルーライトカットの効果に変化はない
  • 2023年のCochraneレビューでは眼精疲労・睡眠の質への有意な改善効果は認められなかったとの報告がある
  • 「使って楽になった」という感覚には個人差があり、プラセボ効果や意識変化が関係している可能性がある
  • JINSのブルーライトカット(JINS SCREEN)は追加+5,500円、Zoffは追加料金無料でUVカット(紫外線カット率99%以上)も含まれる
  • 100均は度なし・フィッティング調整不可、ブランド品は度あり対応・フィッティング可能
  • ダイソーのブルーライトカットメガネは「お試し用・短時間利用・子ども用・サブ用」に最適
  • ブルーライトカットメガネはあくまで補助的な対策であり、20-20-20ルールなど目の休息習慣との併用が重要
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この記事を書いた人

はじめまして、ミカタです。
小学生でメガネデビューし、コンタクトとの行ったり来たりを経て、今はメガネの魅力にどっぷりハマっている40代会社員です。
「自分にぴったりの一本」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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