遠近両用メガネをどこで買うか迷ったら読む、失敗しない店の選び方

遠近両用メガネをどこで買うか迷ったら読む、失敗しない店の選び方

遠近両用メガネ、そろそろ必要かなと思うんだけど、どこで買えばいいのか全然わからない…

メガネのミカタ管理人のミカタです。

小学5年生からメガネをかけ続けて30年以上。コンタクトを使っていた時期もありましたが、30代後半にドライアイがひどくなってからはほぼメガネ中心の生活になりました。そして、40代に入ってから手元の細かい文字が少しずつ見えにくくなってきたのを感じ始め、いよいよ遠近両用メガネを真剣に考えるようになりました。

でも、いざ「遠近両用メガネをどこで買うか」と考えると、ロープライス店にすべきか、専門店に頼るべきか、正直よくわかりませんでした。同じような悩みを持つ方は多いのではないかと思います。

この記事では、私が調べてわかった店のタイプ別の特徴と選び方、レンズのグレードや種類の基礎知識、そして遠近両用に慣れるためのコツをまとめています。「どこで買うか」の判断基準を整理しておきたい方の参考になれば嬉しいです。

この記事のポイント
  • 遠近両用メガネを買うならどこがいいかは、予算・見え心地へのこだわり・アフターケアで変わる
  • ロープライス店・大手チェーン店・専門店それぞれの特徴と向き不向きを解説
  • 遠近両用レンズのグレード(設計の種類)が快適さに直結する
  • 慣れるまでの期間とコツを知っておくと初めてでも不安が減る
目次

遠近両用メガネを買うならどこがいい?店のタイプ別の特徴と選び方

  • ロープライス店(JINS・Zoff・眼鏡市場など)の価格と特徴
  • 大手チェーン店・専門店の特徴とレンズグレードの選択肢
  • 遠近両用で失敗しない店選びの3つのポイント

ロープライス店(JINS・Zoff・眼鏡市場)で遠近両用を買うメリットと注意点

ロープライス店(JINS・Zoff・眼鏡市場)で遠近両用を買うメリットと注意点

遠近両用メガネをとにかく費用を抑えて試してみたい、という方にとって、JINS・Zoff・眼鏡市場などのロープライス店(統一価格店)は選択肢に入りやすい存在。

最大のメリットは、価格の分かりやすさです。レンズ代込みのセット価格が明確で、追加料金も発生しにくいため、予算を立てやすいのが魅力。眼鏡市場とJINSの遠近両用眼鏡を価格で比較すると、最安値はJINSが11,000円、眼鏡市場が13,200円で、両社の価格差は最大でも2,200円程度との検証例があります。

ただし、ロープライス店では取り扱う遠近両用レンズが1〜2種類に絞られている場合がほとんどです。本来、遠近両用レンズにはレンズタイプ(遠近両用タイプ・中近中間重視タイプ・近々近方重視タイプ)と複数のレンズグレードが用意されています。価格も数千円から数万円まで幅があります。ロープライス店では、このレンズタイプとグレードの選択が基本的にできないというわけ。自分の目的に合っているか、購入前に確認しましょう。

レンズの設計では眼鏡市場が「両面非球面設計」、JINSが「内面非球面設計」を採用しているようです。設計の違いによって視野の広さや歪みの出方に差が生まれます。

もっとも、老眼が浅い段階(加入度数が低い時期)であれば、ロープライス店のレンズでも十分に対応できる可能性があります。自分の老眼の進行具合とレンズ性能のマッチングが重要なポイント。まずは眼科で現在の状態を確認してみましょう。

また、ロープライス店では度数の提案やフィッティング対応が限定されることもあり、細かな要望には応えにくい場合があります。価格の手頃さと引き換えに、フィッティングや測定の精度が簡略化されることがある点は理解しておくとよいでしょう。

大手チェーン店・専門店の遠近両用メガネ、見え心地を重視するならここ

大手チェーン店・専門店の遠近両用メガネ、見え心地を重視するならここ

見え心地や見え方にこだわりたい場合は、大手チェーン店や地域の専門店・個人店を選ぶ方法があります。

これらの店舗の最大の特徴は、測定機器の充実度。目の状態を細かくチェックしながら、適切な度数やレンズ設計を提案してもらえます。より精度の高い測定が受けられるところを選ぶと、完成後の見え方の満足度が高まりやすくなります。

見え心地にこだわるなら、レンズのタイプ・グレード・レンズメーカーを自分で選べることが重要ではないでしょうか。専門店では複数のメーカーのレンズを取り扱っていることが多く、自分の目の状態や用途に合わせた選択肢が広がります。

フィッティング技術の高いスタッフが在籍しているかどうかも、見え心地を左右する重要な要素です。遠近両用レンズは、目とレンズの位置関係(アイポイント・前傾角・そり角・角膜頂点距離など)が合っていないと見えにくさが生じます。フィッティング調整は技術力と経験がものを言う世界。

国家検定資格「眼鏡作製技能士」が在籍している店舗も安心材料のひとつ。眼鏡作製技能士1級は合格率22.7%(令和5年試験時)が確認されている難関の国家検定資格です。在籍店であれば知識と技術を持ったスタッフが対応してくれることが期待できます。

デメリットとしては、価格が高めになりやすく、完成まで時間がかかることもあります。全国チェーン店はフレームの選択肢が豊富なのはうれしいですよね。ただし、レンズのグレードを上げるほど費用は上がります。

アフターケアの内容も事前に確認しておくと安心。たとえば、購入から6ヶ月以内であれば1回限り無料でレンズ交換できる保証が設けられているようです。

遠近両用メガネをどこで買うか決める3つのチェックポイント

遠近両用メガネをどこで買うか決める3つのチェックポイント

遠近両用メガネをどこで買うかは、「①予算とコスパ」「②見え方や見え心地」「③ブランドや好きなフレーム」の3軸で考えると整理しやすくなります。それぞれの優先度は人によって違いますよね。

遠近両用メガネは単焦点レンズのメガネ以上に「どのお店で作るか」が重要です。見え方の快適さの多くは「測定技術」と「フィッティング調整」の質で決まるという考え方があります。

ポイント1: 測定機器とフィッティング技術

測定機器が充実しているか、フィッティング技術が高いスタッフが在籍しているかを確認しましょう。特に遠近両用は、目とレンズの位置関係がわずかにずれるだけで見え方が大きく変わります。購入後も調整や相談が気軽にできる環境があると安心です。

ポイント2: アフターケアの内容

購入後の度数再調整や保証内容の事前確認も見逃せないポイント。フィッティング無料調整、クリーニング、視力測定の対応を無料で継続的に受けられるかどうかは、遠近両用メガネを長く快適に使い続けるうえで大きな差になります。

ポイント3: オンライン購入の注意点

オンラインショップは価格が安い場合がありますが、フィッティングができないというデメリットがあります。メガネをオンラインで購入する場合は、実店舗のあるショップを選ぶと、トラブルが起きた時でも安心です。複数の店舗を回って比較してみることも、一つの方法です。

遠近両用メガネを買う前に知っておきたい選び方のコツ

  • 遠近両用レンズのタイプとグレードの違い
  • フレーム選びと視力測定・フィッティングの重要性
  • 遠近両用に慣れるまでの期間と使い始めのコツ

遠近両用・中近両用・近近両用の違いとレンズグレードの選び方

遠近両用・中近両用・近近両用の違いとレンズグレードの選び方

遠近両用メガネを選ぶ前に、累進レンズには3つの種類があることを知っておくといいですよね。これを押さえておくと、店舗でのレンズ選びがぐっとスムーズになります。

レンズタイプの違い

まず、遠近両用レンズはレンズの上部で遠く、下部で近くを見るように設計されています。累進多焦点レンズはレンズ内に段差なく度数がなめらかに変化するため、1枚のレンズで遠くから手元まで幅広く対応できます。外出や日常生活での使用に向いているのが特徴です。

室内でのパソコン作業やテレビ視聴には中近両用レンズが向いているのがポイント。遠近両用と比べ、中間部と近くが広くなっているため、室内での長時間作業に使いやすくなっています。

近々両用レンズは読書や細かい作業など近距離での作業に特化しています。近々両用は手元から1m程度の範囲をカバーし、一つのメガネで近距離のさまざまな距離を見られます。対して老眼鏡は、設定した一定距離だけにピントが合う仕組みというわけ。

レンズグレードの違い

遠近両用レンズのグレードはグレード1(両面累進設計)、グレード2(内面累進設計)、グレード3(両面設計 外面設計内面補正)、グレード4(外面累進設計)などの段階で紹介されているようです。価格は数千円から数万円まで幅があり、グレードが上がるほど視野が広く、歪みが少ない見え心地が得られやすくなります。

レンズメーカーは、より見えやすく、より見え心地の良いレンズを日々開発しており、その開発コストがレンズ価格に反映されています。安価なレンズほど揺れや歪みを感じやすく、高グレードのレンズになるほど自然な見え心地に近づく傾向があります。

遠近両用レンズの相場はグレードによって幅があります。安価なチェーン店ではメガネ込みで1万円台から、専門店でしっかり作ると数万円以上になることも。

正確な度数や処方は、必ず眼科医・眼鏡作製技能士にご相談ください。私の経験はあくまで一個人の例です。

遠近両用に向くフレームの縦幅と、失敗しない視力測定のポイント

遠近両用に向くフレームの縦幅と、失敗しない視力測定のポイント

遠近両用メガネでフレームを選ぶとき、見落としがちなのが「縦幅」です。これが見え心地に直結します。

縦幅が重要な理由

遠近両用レンズは、1枚のレンズの中に遠方・中間・近方の3つの見え方のゾーンが入っています。この3つのゾーンをしっかり確保するために、ある程度の縦幅が必要です。レンズの縦幅はおおよそ3センチ程度が目安と考えられており、縦幅が小さすぎると近用部が十分に確保できず、手元が見えにくくなる可能性があります。

ただし、定番の形でも流行りのボストンシェイプでも、多くのフレームで3センチ程度の縦幅は確保されています。どうしても細めのフレームが良い場合は、テストレンズで実際に体験してから判断するとよいでしょう。

フィッティングの重要性

遠近両用メガネは視線を上下に動かして使うため、ズレにくく顔にしっかりフィットするフレームを選ぶことが大切です。鼻パッドやテンプル(つる)が調整できるタイプなら、自分の顔に合ったかけ心地を得やすくなります。これが長時間着用の快適さを左右するポイント。

遠近両用レンズを正しく機能させるためには、視力測定時にアイポイント(眼鏡をかけて正面を見た時に瞳孔がどの位置にあるか)を正確に測定することが大切です。角膜頂点距離・前傾角・そり角の3つの適正化で見え方が大きく変わります。これだけで見え心地が全然違うのは、私自身驚いた経験があります。

JINSの「Air frame(エアフレーム)」のような樹脂系フレームは角度の調整がほぼ不可能なため、遠近両用レンズには適さないケースがあると報告されています。フレーム選びの際はスタッフに調整可能か確認するとよいでしょう。

長時間着用を考えると、できるだけ軽量で負担の少ない素材を選ぶことも快適さに関係します。測定機器が充実しているお店を選ぶのが、満足度を高めるコツ。

遠近両用メガネに慣れるまでの期間と、使い始めに心がけたいコツ

遠近両用メガネに慣れるまでの期間と、使い始めに心がけたいコツ

遠近両用メガネは、視線の動きや度数変化に慣れが必要なレンズです。最初からスムーズに使いこなせる人は少なく、初期の違和感に戸惑った経験はありませんか。

慣れるまでの期間の目安

遠近両用メガネに慣れるまでの期間は個人差がありますが、2週間から1ヶ月程度が目安という声が多いです。数日で慣れる場合もあれば、1ヶ月以上かかるケースもあります。また、早ければ2〜3日、長くても2〜3週間で落ち着くという見方もあります。個人差があるので焦らないことが大切。

使い始めは揺れや歪みを感じることがありますが、これはレンズの構造によるもので異常ではありません。特に、遠用と近用の度数差が大きいほど、視界の歪みや揺れを感じやすい傾向があります。老眼を感じ始めた初期の度数差が比較的小さいうちに使い始めると、慣れやすくなるという声が多いです。

使い始めのコツ

まずは見え方に慣れるまで室内での使用から始めましょう。最初は短時間から着用を始め、少しずつ着用時間を伸ばしていく方法が効果的です。

視線や頭の動かし方にも慣れが必要です。遠くを見る時は視線を動かさずに少しあごを引く、近くを見る時はあごを少し上げて視線を下部に向ける。急に首だけを動かさず、顔全体を向けて見るようにすると見やすくなるケースもあります。

平坦な場所での移動から始め、慣れてきたら階段の上り下りの練習をする流れが安全です。階段の移動を練習する際は、安全のために手すりを使うのがポイント。

慣れない場合は店舗のアフターケアを活用し、度数再調整やフィッティングの見直しを相談するのが有効です。2週間以上たっても違和感が改善しない場合や、かけるたびに吐き気や頭痛が出る場合は、眼科受診も選択肢に入れてください。

遠近両用メガネをどこで買うか迷ったときのポイントまとめ

この記事のまとめです。

  • 遠近両用メガネをどこで買うかは「予算とコスパ」「見え方や見え心地」「ブランドや好きなフレーム」の3軸で考えると整理しやすい
  • ロープライス店(JINS・Zoff・眼鏡市場など)はレンズ代込みの価格が明確で費用を抑えやすい一方、選べるレンズの種類が1〜2種類に絞られることが多い
  • 老眼が浅い段階(加入度数が低い時期)であれば、ロープライス店のレンズでも対応できる可能性がある
  • 見え心地にこだわるなら、レンズのタイプ・グレード・レンズメーカーを選べる店舗を選ぶことが重要
  • 測定機器が充実している店舗は、目の状態を細かくチェックしながら度数やレンズ設計を提案してもらえる
  • フィッティング技術の高いスタッフや国家検定資格「眼鏡作製技能士」が在籍する店舗は安心材料のひとつ
  • 遠近両用レンズのグレードはグレード1〜4があり、上がるほど視野が広く歪みが少ない傾向がある
  • 購入後のアフターケア(度数再調整・フィッティング・保証)の内容を事前に確認しておくことが重要
  • フレームは縦幅に注意が必要で、レンズの縦幅はおおよそ3センチ程度が目安
  • オンラインショップはフィッティングができないため、遠近両用メガネの購入には実店舗のあるショップを選ぶと安心
  • 遠近両用メガネに慣れるまでの期間は2週間〜1ヶ月程度が目安で、個人差がある
  • 使い始めは室内での短時間着用から始め、少しずつ着用時間と活動範囲を広げていく
  • 遠くを見るときはあごを引いてレンズ上部を使い、近くを見るときは視線を下げるのがコツ
  • 2週間以上たっても違和感が改善しない場合は、度数やフィッティングの見直しを店舗に相談し、必要なら眼科を受診する
  • 遠近両用メガネは「どこで買うか」と「フィッティングの質」が見え心地を大きく左右するため、複数の店舗を比較してみることも一つの方法
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この記事を書いた人

はじめまして、ミカタです。
小学生でメガネデビューし、コンタクトとの行ったり来たりを経て、今はメガネの魅力にどっぷりハマっている40代会社員です。
「自分にぴったりの一本」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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