「眼鏡市場に行ったら思ったより高かった」「JINSやZoffと比べると割高に見える」——そう感じた方は少なくないはずです。メガネを新調しようとするとき、どの店を選べばよいのか、価格の見方はどうすれば正しいのか、迷ってしまうのは当然のことです。
眼鏡市場の価格が高く見える理由には、料金体系の仕組みと、レンズのグレードや追加オプションが積み上がりやすい構造が関係しています。一方で、遠近両用レンズや薄型レンズを含めた総額で比較すると、JINSやZoffとの差が縮まるケースもあります。
この記事では、眼鏡市場の料金体系とJINSとの価格比較、価格が上がりやすいオプションのパターン、向いている人の特徴、自社工場による品質とコスパの仕組み、保証制度、安く買う方法、フレームラインの特徴まで、ポイントを整理してお伝えします。
- 眼鏡市場の最低価格は9,900円からで、薄型レンズや遠近両用レンズも追加料金ゼロ
- JINSと比べると表示価格は高いが、遠近両用・薄型を含めた総額では差が縮まるケースがある
- 福井県鯖江市の自社工場と大量生産体制が、品質を落とさずコストを抑える仕組みの背景にある
- 公式アプリや毎月18日の活用で、さらにお得に購入できる方法がある
眼鏡市場の価格はなぜ高い?料金体系と他店との比較
- 眼鏡市場の一式価格の内訳と最低・標準価格帯
- JINSやZoffとの表示価格の差と、どんな人に向くか
- 遠近両用・薄型レンズを含めた総額での比較
- 価格が上がりやすいオプション選択のパターン
- 「高い=損」ではないと判断できる基準
眼鏡市場の料金体系と一式価格の内訳

眼鏡市場は2006年からレンズ追加料金無料を全国に定着させてきたメガネチェーンです。店頭の表示価格はいずれもフレームとレンズのセット込みの一式価格となっており、明瞭会計が特徴です。
最安の価格はレンズ込みで9,900円(税込)からで、次いで13,200円、16,500円、19,800円、23,100円という価格帯が中心となっています。近年は13,200円の商品ラインナップが充実してきており、以前よりもリーズナブルに選べる選択肢が増えています。
眼鏡市場の表示価格はいずれもレンズ込み一式価格です。薄型レンズ・遠近両用レンズを選んでも追加料金は発生しません(2026年3月時点)。
眼鏡市場の特徴として、薄型レンズや遠近両用レンズなど、視力矯正に必要なレンズを選んでも追加料金が一切かからない点が挙げられます。他社では数千円から1万円程度の追加料金がかかる遠近両用レンズも、眼鏡市場では標準価格内で対応しています。
ただし、カラーレンズやブルーライトカット、調光レンズといったオプションレンズは3,300円の追加料金が発生します。オプションの2つ目以降は1,100円という設定で、複数のオプションを組み合わせる場合でもコストを抑えやすい体制になっています。
平均購入単価は20,000円前後とされており、最安の9,900円から始まりつつも、実際には多くの方がそれ以上の価格帯で購入しているようです。価格設定の透明性が高く、レジで総額が大きく跳ね上がるケースは少ない構造となっています。
眼鏡市場って結局いくらかかるの?追加料金が心配で…
JINSやZoffとの価格差と特徴の違い


眼鏡市場とJINS・Zoffを比較すると、表示価格に明確な差があります。眼鏡市場の最低価格は13,200円からとなっている一方、JINSとZoffはともに5,500円からとなっており、表示価格だけ見ると眼鏡市場が割高に映ります。
店舗規模を見ると、眼鏡市場は780店舗、JINSは428店舗、Zoffは252店舗と、眼鏡市場が最も多く展開しています。売上でも眼鏡市場804億円、JINS602億円、Zoff300億円と、眼鏡市場が業界最大手の位置にあり、2012年から2022年まで売上No.1を継続した実績があります。
店舗の特徴としては、眼鏡市場は路面店中心の展開、JINSはショッピングセンター中心の展開という違いがあります。顧客層も異なり、眼鏡市場は40〜60代、JINSは10〜30代、Zoffは20〜40代が中心です。
デザイン面では、眼鏡市場は定番・堅実なスタイルが中心で、JINSはトレンドを重視した品揃えが特徴です。落ち着いてじっくりとメガネを選びたい方には眼鏡市場が向いているとの報告があります。
度数の強さによって有利な店が異なる点も重要です。弱度数の方であれば表示価格が安いJINS・Zoffが有利ですが、強度近視の方には眼鏡市場とJINSが有利とされています。これは薄型レンズの追加料金がかかるかどうかの差から生まれます。
遠近両用・薄型レンズを含めた総額比較


眼鏡市場が本当に有利かどうかを判断するためには、レンズのオプション料金を含めた総額での比較が重要です。
遠近両用レンズについては、眼鏡市場は追加料金ゼロですが、JINSは5,500円、Zoffは5,500円以上の追加料金がかかります。薄型レンズについては、眼鏡市場とJINSはともに無料ですが、ZoffはZoffは5,500円以上の追加料金が発生します。
ブルーライトカットレンズについては、眼鏡市場が3,300円、JINSが5,500円、Zoffが無料という違いがあります。カラーレンズや調光レンズ・偏光レンズは、眼鏡市場では多くのケースで3,300円となっています。
遠近両用レンズを検討している方には、眼鏡市場が価格面・性能面ともに有利です。眼鏡市場の遠近両用は両面累進設計のレンズが追加料金なしで選べる一方、JINSとZoffは内面設計での提供となっています。
強度近視で薄型レンズが必要な場合、ZoffだけでなくJINSも眼鏡市場と同程度の総額になるケースがあります。一方で弱度数・標準レンズのみで十分な方の場合、眼鏡市場は表示価格が割高な設定となります。
遠近両用・中近両用・近近両用など多焦点レンズも追加料金ゼロで選べる点は、老眼が気になる世代には特に大きなメリットになります。
価格が上がりやすいオプション選択のパターンと対策


眼鏡市場に限らず、メガネ購入時に「思ったより高くなった」と感じるケースには共通したパターンがあります。
まず、店頭の表示価格と最終的な総額にギャップが生まれやすい仕組みがあります。「フレーム+標準レンズ」という表示は分かりやすく見えても、視力や用途に合わせてレンズやコーティングを選ぶうちに合計が上がっていきます。
「薄くしたい」「疲れにくくしたい」「傷を防ぎたい」「ブルーライト対策をしたい」といった欲しい条件が自然に積み上がる心理的な仕組みも価格上昇の一因です。用途と悩みを先に整理しておかないと、追加する理由が曖昧なまま予算を超えやすくなります。
レンズのグレード(屈折率)が上がるほど価格差が大きくなる点も注意が必要です。強度近視で薄型レンズが必要な場合、追加料金が発生する構造が生まれやすくなります。また、ブランドフレームを選んだ場合はデザイン料の上乗せも起こります。
弱度数で標準レンズのみで十分な方は、眼鏡市場よりJINSやZoffの方が表示価格は安くなります。自分の度数と必要なレンズ条件を確認した上で比較しましょう。
店舗型ならではの検眼・相談・フィッティング・再調整・保証などのサービスも価格に含まれています。比較対象が格安通販や最安キャンペーン価格になりやすい点は落とし穴の一つです。条件(薄型の有無・コーティング・保証)を揃えた上で比較することで、適正な判断ができます。
セット価格を確認する際は、含まれるレンズ条件(屈折率・薄型の有無・コーティング内容)を最初に確認することが重要です。
眼鏡市場が向いている人と「高い=損」ではない理由


眼鏡市場の価格が高いかどうかは、何を重視するかによって変わります。
最も向いているのは遠近両用レンズを検討している方です。追加料金ゼロで遠近・中近・近近など多焦点レンズを選べる点は、他のチェーンと比較したときに大きな差となります。強度近視の方にも眼鏡市場とJINSが有利とされています。
品質とスタッフ対応のバランスを重視する方にも適しています。落ち着いてじっくり選びたい方や、購入後の再調整やメンテナンスを重視する方には、店舗型のサービスが価値を持ちます。
子育て中の家族にも向いています。18歳以下向けの手厚い保証制度が用意されており、活発な子どもがいる家庭でも安心して選べる環境が整っています。
「安く買って不満→買い直し」というリスクを避けたい方にとっては、初期の支払いが多少高くても長期的には合理的な選択になる場合があります。使用頻度・用途・保証・調整の必要性で判断軸を持つことが重要です。
眼鏡市場の立ち位置は、JINSやZoffよりは高価格帯ですが、パリミキなどの老舗より安い中価格帯にあります。この立ち位置を踏まえた上で自分に合うかどうかを判断すると、より納得感のある選択ができます。
眼鏡市場の品質・サービスとお得な買い方
- 自社工場と大量生産が支える高品質・低コストの仕組み
- 3つの満足保証と充実のアフターサービス
- 公式アプリ・チラシ・18日を活用した安く買う方法
- 主なオリジナルフレームラインと価格帯の特徴
自社工場と大量生産が実現する品質とコスパの秘密


眼鏡市場が品質を保ちながらコストを抑えられる背景には、独自の製造体制があります。
眼鏡市場は福井県鯖江市に自社工場を保有しており、企画から製造・検品まで一貫して行うSPA(製造小売)体制を採用しています。この体制により中間マージンをカットできるため、品質を落とさずに低価格での提供が可能となっています。
全国1,000店舗以上の規模で年間数百万本を大量生産できる体制も、コスト削減に貢献しています。大量生産により材料仕入れコストが下がり、金型代などの固定費を薄めることができます。他のお店より安くできる背景の一つがここにあります。
品質管理の面では、中国の協力工場に日本人スタッフを常駐させ全数検品を行っています。さらに日本への入荷後も鯖江の自社工場で再度全数検品するという二重の体制が取られています。こうした丁寧な検品体制が高品質を支えています。
運営会社は株式会社メガネトップで、1980年の創業です。業界では唯一とも言われる製販一体体制を持つ企業として、製造から販売まで自社で担う点が他チェーンとの大きな違いです。
充実した3つの保証制度と購入後のサポート体制


眼鏡市場には購入後の安心感を支える3つの満足保証が用意されています。
「見え方保証」は受取から6ヶ月以内であれば度数交換が無料で受けられる保証です。視力が変化した場合でも、一定期間内であれば無料で対応してもらえます。「品質保証」は受取から1年以内の品質不良について無料での交換・修理が受けられます。「破損保証」は受取から1年以内に1回限り、半額で交換対応が受けられる保証です(条件あり)。
他のチェーンと比較すると、フレーム保証期間は眼鏡市場とZoffがともに1年、JINSは6ヶ月となっています。レンズ保証については3社ともに6ヶ月です。
子ども向けには「U-18安心保証」という特別な保証制度があります。18歳以下の場合、3ヶ月以内の破損は無料対応、4〜12ヶ月は半額での対応となります。さらに1年間の度数変更が無料で受けられるため、成長期で視力が変わりやすい子どもにも安心です。
眼鏡市場では「全国メガネ点検DAY」というイベントが開催されており、他社で購入したメガネも無料で点検してもらえます。
購入当日の受け取りも可能で、最短25分で仕上がる即日受け取りサービスを提供しています。急いでいる場合や、旅行前などにも対応しやすい体制となっています。
眼鏡市場で安く買う3つの方法


眼鏡市場で少しでもお得に購入したい場合、活用できる方法がいくつかあります。
最も手軽なのは公式アプリのダウンロードです。アプリをダウンロードすると初回500円クーポンが取得できます。また誕生月には2万円以下の購入で500円クーポン、2万円以上の購入で1,000円クーポンが取得できます。アプリには購入履歴・度数・保証期間が記録されるため、保証書代わりとしても活用できます。
チラシのチェックも効果的です。チラシには500円クーポンや1,000円クーポンが掲載されることがあります。新聞を購読していなくても、デジタルチラシを掲載している「トクバイ」というサイトからクーポンを取得できます。過去には2023年の初売りで「1万円ポッキリ」キャンペーン(数量限定)が実施されたこともあります。
アプリダウンロード・チラシ・毎月18日の活用で購入費用を抑えられます。3つを組み合わせると節約効果が高まります。
毎月18日は「メガネイチバの日」として、Tポイントが5倍付与されます。2万円の購入時には500円相当のポイントが還元されるため、大きな金額の買い物をする場合は18日を狙うのが有利です(店舗・時期により変動する場合があります)。
18日って何か特別な日なの?眼鏡市場でお得に買えるって本当?
眼鏡市場の主なフレームラインと価格帯の特徴


眼鏡市場では価格帯ごとにさまざまなフレームラインを展開しています。
9,900円ラインの代表ブランドはモノベースとクラプトです。モノベースは全店舗で扱っていますが、クラプトは一部店舗のみの取り扱いとなっています。
13,200円ラインには「meyle(メイル)」や「A NU(アニュー)」などがあり、若い世代向けのデザインが多くなっています。子ども向けのメガネもこの価格帯で13,200円から購入でき、壊れにくく部品交換可能な構造となっています。
16,500円ラインには「フリーフィット(FREE FiT)」があります。軽くてズレにくい設計のオリジナルブランドで、長時間の使用でも快適な着け心地を目指した設計です。スポーツ特化のオリジナルブランドとして「i-ATHLETE」も展開されています。
国内・海外の有名ブランドも取り扱っており、「agnes b.」「BEAMS DESIGN」などのアパレル系ブランドのフレームも選べます。サングラスでは「Ray-Ban」「POLICE」などのブランドも取り扱っています。
オリジナルブランドから有名ブランドまで幅広い選択肢があるため、予算やデザインの好みに合わせて選べる環境が整っています。
眼鏡市場の価格と品質まとめ
この記事のまとめです。
- 眼鏡市場の一式最低価格は9,900円で、表示価格はいずれもレンズ込みの明瞭会計
- 中心価格帯は13,200円・16,500円・19,800円・23,100円で、平均購入単価は20,000円前後
- 2006年から薄型レンズ・遠近両用レンズでも追加料金ゼロを全国展開している
- オプションレンズ(カラー・ブルーライトカット等)は3,300円、2つ目以降は1,100円
- 表示価格ではJINS(5,500円〜)やZoff(5,500円〜)の方が安いが、遠近両用レンズ込みの総額では眼鏡市場が有利
- 弱度数・標準レンズのみの方にはJINS・Zoffの方が割安になるケースがある
- 遠近両用レンズは眼鏡市場が両面累進設計で無料、JINSとZoffは5,500円以上の追加料金
- 福井県鯖江市の自社工場でSPA体制を採用し、中間マージンをカットしてコストを抑えている
- 不良率0.14%(業界平均1〜2%)という高品質な品質管理体制がある
- 3つの満足保証(見え方6ヶ月・品質1年・破損1年)が用意されている
- 18歳以下向けU-18安心保証では1年間の度数変更無料・破損対応も手厚い
- 公式アプリで500円クーポン、誕生月はさらに500〜1,000円クーポンが取得可能
- 毎月18日は「メガネイチバの日」でTポイント5倍付与(店舗・時期により変動あり)
- フレームラインはオリジナルブランドから有名ブランド(agnes b.・BEAMS DESIGN等)まで幅広い
- 遠近両用・強度近視・子育て世代に特に向いており、価格と品質のバランスを重視する方におすすめ









