キムワイプでメガネを拭くと傷つく?正しい使い方と注意点

キムワイプでメガネを拭くと傷つく?正しい使い方と注意点

「キムワイプでメガネを拭いても大丈夫なの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。理系の方なら実験室でおなじみのキムワイプですが、最近はメガネ拭きとして一般家庭でも注目されています。

キムワイプは普通のティッシュとは異なり、毛羽立ちが少なく吸水性に優れた産業用ワイパーです。メガネのレンズに傷をつけずに拭けるという特徴があり、一度使い始めると手放せなくなる方も多いようです。

この記事では、キムワイプとは何かという基本情報から、メガネ拭きに向いている理由、実際の拭き方の手順、さらにどこで購入できるか・価格まで詳しく解説します。ティッシュやメガネクロスとの比較、メガネ以外の活用法もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
  • キムワイプはメガネのレンズを傷つけず、繊維が残らずきれいに拭ける産業用ワイパー
  • 普通のティッシュと違い、毛羽立ちなし・高吸水性・油分吸着という3つの特長がある
  • S-200(200枚入り約300円)が定番で、ホームセンターや家電量販店・通販で購入できる
  • メガネ以外にもスマホ・カメラ・鏡など精密機器の清掃にも幅広く使える
目次

キムワイプがメガネ拭きに選ばれる理由と特徴

  • キムワイプとは何かを基本から解説
  • メガネ拭きに最適な理由(毛羽立ちなし・傷つけない・吸水性)
  • ティッシュやメガネクロスとの比較
  • キムワイプでメガネをきれいに拭く手順

キムワイプとは?理系実験室の定番産業用ワイパー

キムワイプとは?理系実験室の定番産業用ワイパー

キムワイプとは、「産業用ワイパー」という商品カテゴリーに属する、業務用の拭き取り紙のことです。ワイプ(wipe=拭き取る)するためのものという意味合いで、研究室・実験室・工場・病院などプロフェッショナル向けに作られた紙ワイパーとして世の中に広く定着しています。

もともとは、アメリカのキンバリー・クラーク(Kimberly-Clark)社が第二次世界大戦中に光学レンズの拭き取り用として開発したものです。名前は「Kimberly」の「Kim」と「wipe」を組み合わせて「キムワイプ(Kimwipe)」となりました。日本では1969年から、日本製紙クレシアの前身である「十條キンバリー」が国内で製造・販売を始めています。

日本製紙クレシアはクリーネックスやスコッティと同じ会社です。家庭でよく使われるティッシュ製品でおなじみのメーカーが、プロ向けのキムワイプも製造しています。

キムワイプには独自のクレープ加工(シワ模様加工)が施されており、この加工が優れた拭き取り性能を実現しています。見た目はティッシュペーパーに似ていますが、白色で硬い手触りがあり、毛羽(ケバ)が出にくく、拭いた後に繊維が残りにくい特徴があります。

用途は、ビーカーや試験管など実験器具の清掃、液体の吸い取り、電子部品のワイピングなど理科学系分野の実験・業務に広く用いられています。理系出身の方なら多くが知っている存在で、「研究室には必ずあった」「なんでも使える万能選手」と語る研究者も多いです。一度使い始めると他の商品に切り替えることはほとんどないとも言われており、研究室などでは他の製品に変えることで実験結果の数値に影響が出る可能性があるためだそうです。

このようにもともと精密な光学レンズの拭き取りのために開発されたという経緯から、メガネ拭きにも適しているのは自然なことと言えます。理系の常識として知られるキムワイプが、近年は一般家庭でも注目を集めています。

キムワイプがメガネ拭きに最適な3つの理由と傷への安全性

キムワイプがメガネ拭きに最適な3つの理由と傷への安全性

キムワイプがメガネ拭きに特に適している理由は、大きく3つあります。

1. 毛羽立ち(ケバ)が少なく、繊維が残らない

キムワイプは毛羽立ちが少なく、拭いた後に繊維が残りにくい特徴があります。普通のティッシュでメガネを拭くと、紙くずのような毛羽立ちの跡がレンズに付着することがあります。キムワイプはこの問題を解消しており、キムワイプ公式(日本製紙クレシア)の言葉を借りれば「レンズに繊維が残らず、クリアな視界で目もラクチン!」という仕上がりが得られます。

2. ガラス製品でも傷をつけない

キムワイプはもともと精密機械を拭くために設計されたウェスです。ややゴワついた肌触りから傷がつくのでは?と誤解されることがありますが、ガラス製品でも傷をつけないという特性があります。顕微鏡などの精密機器にも使用される実績があるため、メガネのレンズに対しても安心して使えます。

キムワイプはゴワついた手触りですが、これは繊維の密度と加工によるものです。精密機器のレンズ拭き用として設計されているため、メガネのガラスレンズでも傷をつけにくい素材となっています。

3. 吸水性が高く、油分・皮脂汚れも吸着する

キムワイプは吸水性が高いという特長があります。メガネを水洗いした後の仕上げ拭きとして使うと、水分をすばやく吸い取ってくれます。さらに、皮脂汚れの油分も吸着してくれるため「ティッシュでありながら油取り紙でもある」という評価もあります。メガネシャンプー使用後の仕上げ拭きとして最適です。

また、1枚使い捨てで使用できるため、何度も使うことによる汚れの蓄積がなく、常に清潔な状態でメガネを拭けるという利点もあります。メガネ購入時についてくるメガネのウェスは水気をきることができず、何度も使っていると汚れが目立ってくるという課題がありますが、キムワイプの使い捨て方式はその点でも優れています。

ティッシュやメガネクロスとキムワイプを比較

ティッシュやメガネクロスとキムワイプを比較

メガネ拭きとして実際にいくつかの素材を試したランキングによると、キムワイプが1位、コットンフィール系高級ティッシュが2位、安めのティッシュが3位という結果との報告があります。

安めのティッシュ(1箱100円以下): 3位

吸水性の面では問題ありませんが、毛羽立ちがレンズに付着してしまいます。拭いた後にレンズをよく見ると、紙くずのような繊維が残っていることが多いため、メガネ拭きには向きません。

コットンフィール系高級ティッシュ: 2位

毛羽立ちの少なさと水気の処理のバランスが比較的よく、安いティッシュよりは優れています。ただし保湿性が高く、メガネを拭いたときに水気が取れにくいという点が課題です。

超高級ティッシュ(鼻セレブ等): ランク外

紙自体に保湿力を高めた仕様となっているため、保湿性が高くメガネを拭いたときに水気が取れにくいです。高価な製品でも、保湿性の高さがメガネ拭きには逆効果となります。

メガネクロス(ウェス)

繰り返し使えるメガネクロスは一見便利ですが、何度も使うと汚れが目立ってくるという問題があります。また、水洗いした後のメガネの水気を十分に取り切れないこともあります。

キムワイプは触り心地はゴワゴワしていますが、吸水性の高さと毛羽立ちのなさが組み合わさることで、メガネ拭きとして最高の結果を出してくれます。一度試すとその良さが実感できるはずです!

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キムワイプでメガネをきれいに拭く手順と使い方

キムワイプでメガネをきれいに拭く手順と使い方

キムワイプを使ったメガネの正しい拭き方をご紹介します。シンプルな手順ですが、きちんと行うことでレンズをピカピカに仕上げられます。

手順1: 流水でレンズのホコリを洗い流す

まず、汚れたレンズのホコリなどを流水で洗います。この工程をスキップしてキムワイプで直接拭くと、ホコリが研磨剤のようになってレンズを傷める可能性があります。水洗いすることで、表面の大きなゴミを取り除いてから拭き上げ工程に移れます。

手順2: キムワイプで優しく拭き取る

水洗い後、仕上げに優しくキムワイプで拭き取ります。メガネを軽く水で濡らした状態でキムワイプで拭くと驚くほどきれいになるとの報告があります。1枚でメガネ全体をカバーできるサイズなので、片方のレンズを拭いてからもう片方を拭く、といった使い方ができます。

指紋などの脂汚れへの対処法

指紋などの油分汚れが気になる場合は、キムワイプに少し水をつけて使うと効果的です。皮脂汚れ(油分)も吸着してくれるので、水をほんの少し湿らせた状態で拭くとスッキリきれいになります。

乾いた状態でキムワイプをレンズに当てて強くこするのは避けましょう。水洗い後の湿った状態で、または少し水をつけた状態で優しく拭き取ることが大切です。

拭き終えた後にレンズを見ると、繊維が残っていないことが確認できます。「あら不思議。レンズに繊維が残らず、クリアな視界で目もラクチン!」というキムワイプ公式の説明通りの仕上がりが得られます。メガネシャンプーで洗った後の仕上げ拭きとして定番の使い方として、多くのユーザーに愛用されています。

キムワイプのサイズ・価格・購入方法と活用法

  • キムワイプのサイズと種類(S-200が定番)
  • 価格とコスパ
  • どこで買える?販売店と通販
  • メガネ以外の活用法

キムワイプのサイズ・種類はS-200が定番

キムワイプのサイズ・種類はS-200が定番

キムワイプは現在、サイズ別に複数の種類が販売されています。用途に応じて選べるラインナップとなっています。

種類 サイズ 枚数 特徴
S-200 12.0×21.5cm 200枚 定番サイズ。メガネ拭きにも最適
S-200 mini 9.6×21.5cm S-200より幅が狭いコンパクト版
S-250 リントガード 11.2×21.5cm 塵の発生を抑えた高性能タイプ
M-150 22.5×21.0cm 150枚 ボックスティッシュとほぼ同じ大きさ
L-100 47.0×42.5cm 100枚 大判サイズ。広い範囲の拭き取りに

メインである「S-200」はティッシュのような長方形ではなく、ほぼ正方形に近い形が特徴です。実験器具などと一緒に机の上に置いても邪魔にならないよう、この形になったそうです。メガネ1本を余裕で拭けるサイズ感があり、家庭でのメガネ拭きとしても使いやすい大きさです。

SサイズのS-200、S-200 mini、S-250 リントガードの3種類は、キムワイプ専用ディスペンサーに取り付けることができます。デスクや洗面所に設置しておくと1枚ずつ取り出しやすく便利です。

なお、姉妹商品としてJKワイパー・ケイドライも存在します。これらのパッケージデザインはどれも似ていますが色が異なり、容易に見分けられます。紙質はケイドライ(3枚重ね)・キムワイプ・JKワイパーの順で、厚く硬くなります。

S-200がメガネ拭きとして最もよく使われているサイズで、「キムワイプと言えばこれ」という定番品です。初めて購入する方はS-200を選んでおけば間違いありません。

キムワイプの値段とコスパ

キムワイプの値段とコスパ

キムワイプの参考価格(2025年3月現在、Amazon販売価格目安)は以下の通りです。

種類 枚数 参考価格
S-200 200枚 約300円
M-150 150枚 約400円
L-100 100枚 約800円

定番のS-200は200枚入りで約300円が目安です。1枚あたりに換算すると約1.5円という計算になります。なお、1枚あたり約0.65円という計算との報告もありますが、これは1ソースのみの情報のため参考値としてとらえてください。

比較として、メガネ拭き用クリーナーシートは1枚あたり約13円程度との報告があります。キムワイプはその圧倒的なコストパフォーマンスも魅力の一つです。

東急ハンズでは渋谷・新宿などの一部店舗でバラ売りも行われており、1年間でおよそ3,000個が売れています。「理化学ジャンルのカテゴリーで約600アイテム中11位」という上位にランクインしていることからも、その人気ぶりがわかります。購入層は老若男女幅広く、指名して3〜4個まとめて購入する方がほとんどとのことです。

もともとは業務用として原則ケース売りの製品でしたが、一般家庭でもキムワイプを使いたいというニーズが広がり、現在はバラ売りや少量パックでも手に入るようになっています。

1箱200枚入りで約300円、毎日メガネを拭いても200日以上使えます。使い捨てで常に清潔な状態を保てることを考えると、コストパフォーマンスはかなり高いと言えますね。

キムワイプはどこで買える?販売店と通販サイト

キムワイプはどこで買える?販売店と通販サイト

キムワイプを購入できる実店舗と通販サイトをご紹介します。

実店舗での購入

店舗カテゴリ 店舗名 取り扱い状況(2025年3月現在)
ホームセンター カインズ 一部の大型店舗で取り扱いあり
ホームセンター コーナン 一部の大型店舗で取り扱いあり
ホームセンター コメリ 取り扱いなし
ドラッグストア マツモトキヨシ 取り扱いなし
ドラッグストア スギ薬局 取り扱いなし
ドラッグストア ウエルシア 取り扱いなし
家電量販店 ヨドバシカメラ 一部の店舗で取り扱いあり
家電量販店 ビックカメラ 一部の店舗で取り扱いあり
雑貨店 ロフト 少量パックを取り扱い
雑貨店 東急ハンズ バラ売り販売あり(渋谷・新宿等)

ドラッグストアでは基本的に取り扱いがないため、購入を考えている方はご注意ください。ホームセンターや家電量販店では一部の大型店舗での取り扱いとなるため、事前に電話などで確認するのがおすすめです。特に、大学や研究機関の近くにある店舗では取り扱っている可能性が高いです。

カインズについては、在庫がある店舗とない店舗があるとの報告があります。売り場がわかりにくいこともありますので、店員さんに売り場の番号を確認するとスムーズに見つけられます。

通販での購入

AmazonではS-200をはじめ様々なサイズのキムワイプを購入できます。急いで必要な場合でもプライム会員なら翌日配送も可能です。楽天市場でも多くのショップで販売されており、ポイント還元を活用できる場合があります。

まとめ買いするとコストを抑えられるため、定期的に使用する方には通販でのまとめ購入がおすすめです。

メガネ以外のキムワイプの用途と活用法

メガネ以外のキムワイプの用途と活用法

キムワイプはメガネ拭き以外にも、精密機器や家庭のさまざまな場面で活躍します。毛羽立ちが少なく傷をつけにくい特性を生かして、幅広い用途に使えます。

スマホ・PC画面の清掃

スマホやPCの画面清掃にも使えます。ディスプレイまでピカピカにできます。OA機器用クリーナーと組み合わせると、さらにきれいに仕上がります。

カメラのレンズ・本体・モニター部の拭き取り

カメラのメンテナンスにも非常に有効です。特にデジタル一眼カメラなどはティッシュでの清掃はご法度ですが、キムワイプならカメラ本体の清掃からレンズ、モニター部の拭き取りまでこなせます。「ブロワー→ブラシ→キムワイプ」の流れが定番のメンテナンス手順との報告があります。

自転車部品・鏡・ガラス製品の清掃

自転車部品や鏡、ガラス製品の清掃にもおすすめです。指紋などの脂汚れが気になる場合は、キムワイプに少し水をつけると効果的に汚れを落とせます。

腕時計の細かい部分の清掃

腕時計の清掃にも活用できます。爪楊枝に巻きつけて使うことで、腕時計の細部まできれいに清掃できます。

台所掃除・水垢除去

クエン酸を霧吹きで振りかけてキムワイプで拭き上げると、水垢のないきれいなシンクに仕上げられるとの報告があります。ゴワゴワした固くしっかりした繊維で、汚れをがっつり落としてくれます。

スマホ保護フィルム貼り付け時の指紋取り

スマホの保護フィルムを貼り付けるときの指紋取りにもぴったりです。フィルムと画面の間に気泡が入りにくくなります。

キムワイプは精密機器に使えるほど繊維が残りにくい素材です。スマホ・カメラ・メガネ・腕時計など「少しのホコリや傷もつけたくない大切なもの」のお手入れに幅広く活用できます。

なお、ユニークな用途として、大学ではキムワイプの箱をラケット代わりにした「キムワイプ卓球」が親しまれているとの報告があります。600名の会員を擁する国際キムワイプ卓球協会が存在するほど、理系コミュニティに愛された製品です。

キムワイプでメガネをきれいに拭く方法と選び方まとめ

この記事のまとめです。

  • キムワイプはアメリカのキンバリー・クラーク社が第二次世界大戦中に光学レンズ拭き取り用として開発した産業用ワイパー
  • 日本では1969年から日本製紙クレシア(クリーネックス・スコッティと同じ会社)が製造・販売している
  • 独自のクレープ加工(シワ模様加工)により、毛羽立ちが少なく拭いた後に繊維が残りにくい
  • ガラス製品でも傷をつけないため、メガネのレンズ拭きに安心して使える
  • 吸水性が高く、皮脂汚れ(油分)も吸着するため「ティッシュでありながら油取り紙でもある」と言われる
  • ティッシュランキングではキムワイプが1位、コットンフィール系高級ティッシュが2位、安めのティッシュが3位との報告がある
  • 正しい使い方は「流水でホコリを洗い流す→キムワイプで優しく拭き取る」の2ステップ
  • 指紋などの脂汚れにはキムワイプに少し水をつけると効果的
  • 定番サイズはS-200(12.0×21.5cm、200枚入り)で参考価格は約300円(2025年3月現在)
  • ホームセンター(カインズ・コーナン)や家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ)の一部店舗で購入できる
  • ドラッグストア(マツモトキヨシ・スギ薬局・ウエルシア)での取り扱いはないため注意
  • 東急ハンズ・ロフトなどの雑貨店でも少量パックの購入が可能
  • AmazonやYahoo!ショッピングでまとめ買いするとコストを抑えられる
  • メガネ以外にもスマホ・カメラ・腕時計・鏡・台所など幅広い精密機器・日用品の清掃に活用できる
  • 使い捨てで常に清潔な状態で使えるため、何度も使うメガネクロスとは違う衛生的な拭き方ができる
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この記事を書いた人

はじめまして、ミカタです。
小学生でメガネデビューし、コンタクトとの行ったり来たりを経て、今はメガネの魅力にどっぷりハマっている40代会社員です。
「自分にぴったりの一本」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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