メガネフレームに激落ちくんはNG?白い汚れを安全に落とす方法

メガネフレームに激落ちくんはNG?白い汚れを安全に落とす方法

フレームの白い汚れ、激落ちくんで擦ったら取れそうだけど大丈夫かな…?

メガネのミカタ管理人のミカタです。

メガネフレームの白い汚れを見つけて、「激落ちくんで擦れば取れるんじゃないか」と思ったことはありませんか? 家にあるメラミンスポンジでサッときれいにできたら手軽ですよね。

ところが、激落ちくんの公式サイトには「光沢のあるプラスチック面は使用に適さない」と明記されています。セルフレームはまさにこれに該当するため、安易に使うとフレームに傷をつけてしまうリスクがあります。

この記事では、激落ちくんがメガネフレームにNGな理由をきちんと整理したうえで、白い汚れを安全に落とすセルフケアの手順と、どうしてもきれいにならないときに頼れる専門店のセル磨きまで、まとめてお伝えします。

この記事のポイント
  • 激落ちくん(メラミンスポンジ)をメガネフレームに使うリスクと公式見解
  • 激落ちくんで傷ついてしまった場合でも修復できる可能性があります
  • 白い汚れを安全に落とすセルフケアの手順(歯磨き粉・サンドペーパー)
  • 専門店のセル磨きと日々の予防ケアで長持ちさせる方法
目次

メガネフレームに激落ちくん(メラミンスポンジ)を使う前に知っておくこと

  • 激落ちくんの公式が「光沢のあるプラスチック面は使用に適さない」と明記している
  • メラミンスポンジで擦ると表面に微細な溝ができ、かえって汚れが入りやすくなる
  • 傷ついてしまった場合はコンパウンドやプラスチック磨きクロスで修復できるケースがある
  • 「激落ちくん メガネ・スマホクリーナー」はメラミンスポンジではなくナノファイバー素材の別商品

激落ちくんがセルフレームに使えない理由と公式の注意事項

激落ちくんがセルフレームに使えない理由と公式の注意事項

激落ちくん(メラミンスポンジ)の公式サイトには、「使用に適さない面」として光沢のあるステンレスやプラスチック面が明記されています。また「細かいキズが入ることがある。あらかじめ目立たない部分でお試しください」という注意書きもあります。

セルフレーム(プラスチック製フレーム)はまさに光沢のあるプラスチック面ですから、公式の見解に照らしても使用は避けたほうがいい素材です。

激落ちくんの公式サイトには「光沢のあるプラスチック面は使用に適さない」と明記されています。セルフレームはこれに該当するため、使用は控えましょう。

メラミンスポンジはメラミン樹脂をミクロン単位で発泡させた、硬度の高い骨格構造を持つ素材。この硬さが汚れを削り落とす仕組みですが、同時にフレーム表面にも細かい溝を作ってしまいます。溝ができると、そこに皮脂や汗が入り込みやすくなり、長期的には汚れが増えてしまうケースもあります。

眼鏡店スタッフからも「素材によってはダメ」という見解が出ています。廃棄予定のメガネで25分間磨いても30%程度しかきれいにならなかったという体験報告もあり、効果は限定的。リスクもあることを考えると、わざわざ選ぶ理由はないですよね。

メラミンスポンジでメガネフレームを傷つけてしまったときの修復方法

メラミンスポンジでメガネフレームを傷つけてしまったときの修復方法

もし激落ちくんを使ってしまって傷がついた場合も、すぐに諦めなくて大丈夫です。メラミンスポンジの研磨粗さはヤスリ番手で#3000・約5ミクロン相当が確認されているため、それより細かい研磨材を使えば傷を目立たなくできる可能性があります。

修復方法として有効なのが、プラスチック磨きクロスやコンパウンドを使う方法。

プラスチック磨きクロス(ミネシマなど)は超微粒子研磨材と艶だし材が含まれた布で、約300円で購入できます。レンズを取り外してから、布で優しく何回も磨くと艶が戻ることがあります。

手順の目安はこちらです。

1. レンズを取り外す(余計な部分を磨かないため)

2. プラスチック磨きクロスまたはコンパウンドを少量取る

3. 傷のある部分を優しく円を描くように磨く

4. 磨きすぎると新たな細かい傷がつくリスクがあるため、様子を見ながら行う

ただし深いキズや奥まで白くなっている場合は、セルフでの対処に限度があるのが現実。そのときは専門店のセル磨きを検討しましょう。

「激落ちくん メガネ・スマホクリーナー」はメラミンスポンジとは別物

「激落ちくん メガネ・スマホクリーナー」はメラミンスポンジとは別物

激落ちくんブランドには「【激落ち】メガネ・スマホクリーナー30包」という商品もありますが、これはメラミンスポンジとはまったく別の商品。

この商品は三菱ケミカル社製の超極細繊維「ナノファイバー」を使用した速乾ウエットタイプのシートで、アルコール除菌効果があります。皮脂汚れや指紋を軽く拭き取るだけですっきり落ちる仕様になっています。

「激落ちくん メガネ・スマホクリーナー」を使う場合でも、宝石・べっ甲・皮革・木製フレーム・セルロイドフレームへの使用はNGです。またコーティングが劣化または表面に傷がついたレンズには使用できません。

メラミンスポンジの「激落ちくん」とはまったく別物ですので、商品名だけで判断せず、パッケージの素材表示を確認してから使うようにしましょう。

激落ちくんを使わずにメガネフレームの白い汚れを落とす方法と予防ケア

  • フレームが白くなるのは皮脂・汗・整髪料とプラスチックが化学反応した「変質」が原因
  • 変質した部分は研磨(削る)アプローチでないと落ちない
  • 歯磨き粉やサンドペーパーを使ったセルフ研磨が基本の対処法
  • 専門店のセル磨きは劇的な仕上がりが期待でき、料金の目安は3,300〜5,500円(税込)
  • 予防には中性洗剤か専用クリーナーと、水気をしっかり拭き取ることが大切

メガネフレームが白くなる原因と「洗っても落ちない」仕組み

メガネフレームが白くなる原因と「洗っても落ちない」仕組み

メガネフレームが白くなるのは、単純な汚れではなく「素材の変質」が原因。これ、意外と知らない方が多いんですよね。

プラスチック(セル)フレームは、皮脂・汗・整髪料などと長期間接触すると化学反応が起き、プラスチックが変質して白くなります。テンプル(つる)の内側が最も白くなりやすいのは、肌に触れやすい部分だからです。また、水に濡れたまま放置することも白化を促進させます。

この「変質」した部分は、水洗いやクロスで拭くだけでは落ちないのが現実。素材そのものが変化しているため、表面の洗浄だけでは根本的な解決にならないというわけです。落とすには「研磨(削る)」アプローチが必要です。

なお、お手入れに使う洗剤の種類にも注意が必要です。酸性・アルカリ性の洗剤はコーティングが化学反応で剥がれる恐れがあるため、使用は避けましょう。弱酸性ハンドソープやアルカリ性石鹸もNG。コーティング変質を招く恐れがあります。

歯磨き粉・サンドペーパーでメガネフレームをセルフ研磨する手順

歯磨き粉・サンドペーパーでメガネフレームをセルフ研磨する手順

白い汚れを自分で落とす基本の方法は、研磨剤入り歯磨き粉を使うやり方です。

歯磨き粉を使う手順

1. 指に研磨剤入り歯磨き粉を少量取る

2. 白くなっている部分を円を描きながら優しくこする

3. 水で拭き取る

4. しっかり乾かす

レンズに絶対に歯磨き粉をつけないように注意してください。コーティングにダメージを与えます。レンズを取り外すか、レンズを避けながら作業しましょう。

頑固な汚れには、サンドペーパーとコンパウンドを組み合わせる方法も有効です。用意するものが少し多いですが、仕上がりはこちらのほうがきれいになるケースもあります。

サンドペーパー+コンパウンドを使う手順

用意するもの:サンドペーパー800番・1000番・1200番、タミヤコンパウンド(細目)、綿100%の布(合計1,000円未満、ホームセンターやプラモデルショップで購入可能)

1. サンドペーパー800番で白い部分を薄く削る

2. 1000番に切り替えて同じ部分をさらに磨く

3. 1200番でさらに細かく磨く

4. タミヤコンパウンド(細目)を綿100%の布につけて磨き、艶を出す

番手の小さいもの(粗いもの)から順に使い、最終的に細かい番手で仕上げるのが艶を出すコツ。深いキズや奥まで白くなっている場合は、セルフでの対処に限度があるケースもあります。

また、サンドペーパー(最も細かい目)に歯磨き粉をつけて磨く方法も試してみてください。

専門店のセル磨きでメガネフレームを新品同様に仕上げる

専門店のセル磨きでメガネフレームを新品同様に仕上げる

セルフケアで改善しなかった場合や、しっかりきれいにしたい場合は専門店のセル磨きがおすすめです。

店舗ではサンドペーパーで白くなった部分を薄く削り、バフ磨きで仕上げるのが基本の流れ。プロの設備で仕上げるため劇的な変化が期待でき、眼鏡市場などの大手チェーンでもバフ掛けや超音波洗浄機によるケアが行われています。

料金は店舗によって異なりますが、自店購入のメガネで3,300円(税込)、他店購入で5,500円(税込)、べっ甲磨きは8,800円(税込)程度との報告があります。事前に店舗で状態を見てもらい、対応可能か確認しておくと安心です。

フレームが白くなるのを防ぐ日々のメガネお手入れ方法

フレームが白くなるのを防ぐ日々のメガネお手入れ方法

白い汚れは、予防が一番の近道。日々のケアで大切なポイントをお伝えします。

普段のお手入れの基本は、軽く水洗いしてからマイクロファイバークロスで拭き上げる流れ。ゴシゴシ擦らず、やさしく水で流してから水気をしっかり拭き取ることが重要です。

洗剤は中性洗剤またはメガネ用クリーナーを使いましょう。熱いお湯・酸性・アルカリ性の洗剤はコーティングや素材を傷めるため、避けるのが鉄則です。

水に濡れたまま放置すると白化が進みやすくなります。使用後はマイクロファイバークロスで水気を残さず拭き取る習慣をつけましょう。

使わないときは専用ケースに保管し、かけ外しは両手で行うと変形しにくく長持ちします。

プラスチック(アセテート等)フレームの寿命は2〜10年、TR90・ウルテム素材は2〜4年、メタル(合金)は最大10年、チタンは10年以上が目安。どの素材でも日々のケアで寿命を伸ばすことができます。

メガネフレームの白い汚れと激落ちくんの使い方まとめ

この記事のまとめです。

  • 激落ちくん(メラミンスポンジ)は光沢のあるプラスチックがNG。公式でも「使用に適さない面」として記載あり
  • メラミンスポンジで擦ると表面に溝ができ、汚れが付きやすくなることがある
  • 激落ちくんで傷ついた場合はコンパウンドやプラスチック磨きクロスで修復できる可能性があります
  • フレームの白い汚れの正体は「変質」したプラスチックで、洗浄だけでは落ちない
  • 白い汚れを落とすには研磨剤入り歯磨き粉でやさしく磨く方法が基本
  • 頑固な汚れにはサンドペーパー(800→1000→1200番)+コンパウンドが効果的
  • 自分でやるときはレンズに歯磨き粉が付かないよう注意してください
  • 専門店のセル磨きは劇的な仕上がりが期待でき、料金は店によって3,300〜5,500円(税込)程度
  • 白い汚れは汗・皮脂・整髪料などがプラスチックと化学反応して起きる
  • 予防には中性洗剤か専用クリーナーで洗い、水気を残さず拭き取ることが大切です
  • お湯・酸性・アルカリ性洗剤はコーティングや素材を傷めるため避ける
  • 激落ちくんの「メガネ・スマホクリーナー」はナノファイバー素材でメラミンスポンジとは別物
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この記事を書いた人

はじめまして、ミカタです。
小学生でメガネデビューし、コンタクトとの行ったり来たりを経て、今はメガネの魅力にどっぷりハマっている40代会社員です。
「自分にぴったりの一本」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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